工事現場にIoTインフラ「EXBeaconプラットフォーム」を導入することで、作業員の所在管理や勤怠管理、健康管理、安全管理を行うことができます。また、高所作業車や重機の稼働状況や、機械工具の紛失を未然に防ぐことができ、現場管理の効率化や安全性の向上につなげることができます。
事故0ソリューション
安全・健康管理ソリューションは、建設工事、土木工事現場をはじめ、橋梁工事やトンネル工事、通信建設工事などあらゆる建設現場に活用いただけるIoTソリューションです。
現場のデジタルツイン
工事現場にIoTインフラ「EXBeaconプラットフォーム」を導入することで、”現場のデジタルツイン”が実現します。
IoTインフラが工事現場内の作業員や重機の位置情報と、温湿度やバイタル情報などのセンサー情報を常時収集するとともに、パトライトやスピーカなどを遠隔操作することで、多岐にわたる現場支援サービスを提供します。
様々な安全管理ソリューション
IoTインフラは、単に現場の情報収集するだけでなく、現場内のセンシングと遠隔表示操作を組み合わせることで、これまで難しかった様々な安全管理サービスを提供します。
例えば、重機や機関車などが工事現場に進行してきた際に、進行方向を表示して周辺の安全を確保したり、車両が人やモノに異常に近接した際に、警告音とパトライト点灯等で周辺の作業員に対して警報を発出したり、重機からオペレータが降車する際に、重機に設置したパトライト等で周辺に詐欺要因に対して警報を上げたりします。
これらの安全管理サービスは、IoTインフラが様々なセンサーやタグ、スピーカーやライトなどと常時接続して一つのIoTネットワークを形成し、上り(情報収集)と下り(遠隔操作)を利用することで可能になるサービスです。
建設現場の安全管理ソリューション
導入事例(清水建設様)
高所作業車管理ソリューション
建設現場には高所作業車をはじめ、数多くの建機や資機材が持ち込まれています。しかし、所在や使用状況がわからないことが多く、非効率な運用が常態化しています。「高所作業車ソリューション」は、高所作業車の予実管理などにより効率的な運営を行う新しいソリューションです。
利用シーン
主な機能、サービス
高所作業車・所在表示
高所作業車・稼働状況
システムイメージ
工事現場等にEXBeconプラットフォームを導入し、高所作業車や鍵に装着したBLEタグの電波を受信することで、高所作業車等の位置を測ります。
収集した位置情報をもとに、インドアマップに現在地をプロットしたり、予実管理(予約・稼働確認)を行ったりします。
導入事例
現場入場者管理ソリューション
工事現場にEXBeaconプラットフォームを導入することで、作業員の入退出管理、所在管理、勤怠管理、バイタルセンサー等を用いて安全管理を行うことができます。
利用シーン
<トンネル内、地下現場での利用>
GPSやスマートフォン電波の届かないトンネル内や地下現場で、EXBeaconプラットフォームを導入することでIoT用のLANを構築します。この新しいLANを利用して、トンネル内にある作業員やモノ(重機、機器、機械工具、など)の所在と状態を管理します。また、各種センサーと接続することで、トンネル内の環境管理(温湿度・気体、他)や、バイタルセンサーと接続することで作業員の健康管理を行います。
<橋梁での利用>
橋梁の建設工事やメンテナンス作業現場にEXBeaconプラットフォームを仮設することで、作業員の所在管理、勤怠管理、健康管理を行うとともに、モノ(重機、機器、機械工具、など)の所在と状態を管理します。
EXBeaconプラットフォームは、作業の進捗(工区の移動)にあわせて、撤去・再設置することが簡単にできます。
主な機能、サービス
システムイメージ(画面)
作業者の位置情報/バイタル情報
現場入場者情報
導入事例
健康管理ソリューション
簡易WBGT計測システム
現場の各所に配置した温湿度センサー情報を常時収集することで暑さ指数を算出します。暑さ指数が危険域に入った場合、メール通知やダッシュボード表示などでアラートをあげ熱中症を予防します。
健康デバイス「EXVital」
バイタル情報を収集するウエアラブル端末です。作業員の腕や手首に装着することでバイタル情報を収集することができます。
EXVital(エックスバイタル)の特徴は、情報をペアリング方式ではなくアドバタイズ方式で送信することで、同時に数百人以上のバイタル情報を収集可能であることにあります。
また、従来のデバイスに比べ廉価であることも特徴です。