中村製作所 様Customer Success 04

作業管理簿の位置を測って工程管理、従業員の位置を測って所在管理と勤怠管理

EXBeaconプラットフォーム

株式会社 中村製作所 様

☞ 従業員の勤務状態がわからず、多品種小量で工程進捗管理にも課題
☞ 従業員の位置情報から所在勤怠管理、仕掛品の位置情報から製品毎の進捗管理を
☞ 製品とそれを作る担当者を合わせて見える化することが肝要
24時間稼働で勤務状態がわからず、多品種小量で工程進捗管理にも課題

中村製作所様は、切削加工や物性加工を複合的に組み合わせ、高精度・高品質の各種部品を多品種少量短納期で提供する山梨の工場です。建屋が複数あり、24時間稼働工場であることから、従業員の勤務状態がわかりずらく、従業員を探すのにも時間がかかっていました。一方、数多くの仕掛品が、どの程度進捗しているか把握できているとはいえず、生産進捗管理に課題がありました。

同社の中村健太専務は、「当社は、超多品種極少量生産でモノづくりをしているので、製造する数と種類が非常に多い。迅速かつ効率的な人とモノ、それらによる情報のトレースによる生産性向上のため、本システム導入を決定しました。」と導入の経緯を語ってイいます。

新たなオフィスは、1フロア約4,000平方メートルの広さで、移転前オフィスの5倍。既存のオフィスでも「部署ごとに縦割り意識があり、他部署には他人の家にお邪魔するような雰囲気があった」と指摘されていたこともあり、新オフィスでは、①部署の垣根を越えた円滑なコミュニケーションを実現すること、そして、その状況を数値化・可視化することが課題となりました。

さらに2020年1月、新型コロナウィルスの感染拡大により、②新型コロナウイルス対策もオフィスに不可欠な課題となりました。

中村製作所様は、切削加工や物性加工を複合的に組み合わせ、高精度・高品質の各種部品を多品種少量短納期で提供する山梨の工場です。建屋が複数あり、24時間稼働工場であることから、従業員の勤務状態がわかりずらく、従業員を探すのにも時間がかかっていました。一方、数多くの仕掛品が、どの程度進捗しているか把握できているとはいえず、生産進捗管理に課題がありました。

同社の中村健太専務は、「当社は、超多品種極少量生産でモノづくりをしているので、製造する数と種類が非常に多い。迅速かつ効率的な人とモノ、それらによる情報のトレースによる生産性向上のため、本システム導入を決定しました。」と導入の経緯を語ってイいます。

新たなオフィスは、1フロア約4,000平方メートルの広さで、移転前オフィスの5倍。既存のオフィスでも「部署ごとに縦割り意識があり、他部署には他人の家にお邪魔するような雰囲気があった」と指摘されていたこともあり、新オフィスでは、①部署の垣根を越えた円滑なコミュニケーションを実現すること、そして、その状況を数値化・可視化することが課題となりました。

さらに2020年1月、新型コロナウィルスの感染拡大により、②新型コロナウイルス対策もオフィスに不可欠な課題となりました。

カード型タグ(発信機)で従業員の位置情報を取得、所在と勤怠を管理

そこで、 分散している全ての建物に「EXBeacon プラットフォーム」を導入し、全ての従業員や仕掛品の位置を測ることにしました。従業員は出勤すると、EXTx_Airというカード型タグ(発信機)を持ち、退勤する際にはカードホルダーに返却します。従業員の現在位置は、ダッシュボードに表示され、検索をかけることも可能です。退勤者は別枠に表示されます。ダッシュボードには、それぞれの建物施設の温湿度も表示されます。

中村1
作業管理簿の位置情報から製品毎の詳細な進捗管理を行う

一方、仕掛品にもEXTx_Airを付け、位置を測定することにしました。仕掛品には作業管理簿が附属していることから、管理簿のクリアファイルにEXTx_Airを挿入します。この様に測定した仕掛品の位置情報を上位の生産管理システムに送り、製品ごとの詳細な進捗管理を行っています。

一方、仕掛品にもEXTx_Airを付け、位置を測定することにしました。仕掛品には作業管理簿が附属していることから、管理簿のクリアファイルにEXTx_Airを挿入します。この様に測定した仕掛品の位置情報を上位の生産管理システムに送り、製品ごとの詳細な進捗管理を行っています。

製品とそれを作る担当者を合わせて見える化

中村専務は、「最初の頃は従業員がとまどうことが多かったが、最近では、何かを探すという作業が不要になるメリットを感じる人が増えてきた。」といいます。

さらに、「お客様の納期を守るには、リアルタイムで進捗管理が必要であり、その中で発生する突発的な不具合をリカバリーするためにも、管理者がいかに現場の状況を把握しているかが問われます。それらコントロールする前提として、製品とそれを作る担当者を見える化することが重要であり、本システムでそれを実現しつつあります。」と導入の効果を語っています。

中村専務は、「最初の頃は従業員がとまどうことが多かったが、最近では、何かを探すという作業が不要になるメリットを感じる人が増えてきた。」といいます。

さらに、「お客様の納期を守るには、リアルタイムで進捗管理が必要であり、その中で発生する突発的な不具合をリカバリーするためにも、管理者がいかに現場の状況を把握しているかが問われます。それらコントロールする前提として、製品とそれを作る担当者を見える化することが重要であり、本システムでそれを実現しつつあります。」と導入の効果を語っています。

EXBeacon プラットフォーム

導入時期 2018年7月
導入規模 EXBeacon設置数約100台(温湿度センサー含む)、
     EXTxAir 数  約900枚

株式会社中村製作所

創 業:1945年8月
所在地:山梨県甲府市下飯田1-6-2
主要事業:半導体製造装置・液晶製造装置・医療機器製造装置・各種製造装置部品・高真空機器等の精密部品製造