物流倉庫warehouse

WHEREソリューションの特徴

物流倉庫のデジタルツインを実現

「デジタルツイン(双子)」とは、物理世界の出来事をそっくりそのままデジタル空間に再現すること。
IoT専用LAN「EXBeaconプラットフォーム」は、倉庫内の作業員やモノの位置を測り、センサ情報を常時収集することで「物流倉庫のツイン」を実現します。

そこでは、倉庫内実態が可視化され、所在管理や自動日報出力、さらに業務アクティビティ計測など、「倉庫ソリューション」を提供します。「業務アクティビティ」は、作業と場所を紐づけて計測し、これまで解らなかった業務実態を数値化するものです。

WHEREソリューションの特徴

WMS(倉庫管理システム)の導入が進んでいます。WMSは入荷・在庫・流通加工・帳票類の発行・出荷・棚卸などを一元的に管理し、作業時間の短縮や生産性向上に役立ちます。管理の対象は「荷物(モノ)」です。
一方、物流倉庫の内部では、人の手による作業が大半を占めており、作業効率が高いとは言えない状況にあります。そこで、「作業員」や「物流資材(マテハン)」を一元的に管理し、作業効率を向上させる必要があります。WHEREソリューションは、物流倉庫内を対象としたソリューションです。

サービスと対象倉庫

EXBeaconプラットフォームを導入することで、所在管理や自動日報作成など様々なサービスを提供する可能です。物流倉庫向けには倉庫タイプ別にソリューションをご提供します。

倉庫3

通過型センター(TC) の課題解決

課題1

入出荷作業が刻々変化する現場で適材適所に作業員を配置ができない

課題2

作業員ごとに作業時間にバラツキがある

課題3

派遣作業員の日々の受付に手間取り作業開始が遅れる

課題4

派遣会社からの請求書のチェックが煩雑

在庫型センター(DC) の課題解決

課題1

所定場所を抜け出してサボる作業員がいる。

課題2

作業場所が分散、どこに誰がいるか分からない。

課題3

作業日報に記載ミスが多く、休憩時間も自己申告で信憑性がない。

課題4

ハンディーターミナルやカッターなどを誤って同梱して配送してしまう。

コスト削減事例

3.5万㎡のDC型倉庫において働く社員の稼働費等を約50%削減し、作業時間圧縮や人件費削減分を作業量増加に繋げ、150%の能率アップを可能になります。

共通の課題解決

課題1

更衣室が出入り自由で盗難被害が発生

課題2

フォークリフトと作業員の接触事故が発生

■導入事例 エクシオ物流倉庫

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どうやって実現するのか?

EXBeaconプラットフォームを導入、情報常時収集

EXBeaconプラットフォームは、物流倉庫をはじめ様々な建物施設に適用可能なIoT専用の新しいLAN。作業員や荷物にBLEタグを装着、BLEタグ電波を受信して位置や動きを測ると同時に、様々なセンサー情報を収集します。EXGateway(ゲートウェイ)を数か所、各工程エリアごとにEXBeacon端末を分散配置することで、端末同士が相互接続してメッシュネットワークを形成します。