技術TECHNOLOGY

次世代型ビーコン「EXBeacon」とは
IoT-LAN「EXBeaconプラットフォーム」を構成する「EXBeacon」は、従来ビーコンと同様に「1:m通信」のアドバータイズ信号を発信するだけでなく、 双方向の「m:m通信」や「1:1通信」を行うなど多彩な実用機能を持つ次世代ビーコンです。主たる機能が「m:m通信」であり、これにより大規模なネットワークを形成することを考えると、もはやビーコンという名称は正しくないのかもしれません。

EXBeaconを適切に配置すると独自のm:m通信機能によって相互通信を行い、プラットフォーム(フラッド型メッシュネットワーク)を構築します。このプラットフォームを建物施設空間に導入することで、空間内の人やモノの動きや状態、センサーから得られる様々な情報を収集する新しいインフラになります。

 

Bluetooth meshとは

Bluetooth meshは、機械間通信向けに開発されたBluetoothの最新規格(17年7月発表)です。フラッド(flood)型メッシュネットワーク技術によるパケット伝送方式を採用し、端末数が多くても、頻度が高くても、切断し難い多端末間通信を実現します。

■フラッド型メッシュネットワーク

伝送経路を決めず、パケットを洪水(flood)にして伝送、簡単に数千ノードに拡張可能なIoT(モノ)用の新しいインターネット。電波が途切れても別ルートを迂回する冗長性、置けばつながる設置自由度の高さ、管理の容易さなどが特徴。放置すれば洪水になるフラッド型のネットワークをキャッシュ制御やパケット中継制御(TTL)、トラフィック制御など独自プロトコルを導入して安定した網秩序を作ります。

                 

■周波数ホッピング技術

使用帯域はWi-Fiと同じISMバンド(2.4GHz帯)。「周波数ホッピング技術」を導入し、Wi-Fi等との干渉を避けています。これは2.4GHz帯を細分割、Wi-Fiと異なる3チャンネル(37,38,39ch)をランダムに切替えながら同じパケットを伝送します。1チャンネルが妨害されても他は生残り、さらに再送機能を用いて干渉に強いネットワークを構築します。

■通信規格

IoT用の通信規格は従来と異なり、100kbps程度の帯域を仕様します。その中でもBluetooth meshは1~100mのレンジ、つまり建物施設内をカバーする新しい通信規格です。