オフィス・テレワークOffice / Telework

オフィスが超分散型になるなか、『EXOffice(エックスオフィス)』は従業員のアクティビティ情報や、オフィス環境情報を取得し、在席管理、会議室管理、テレワーク支援サービスをはじめ12の新しいオフィスサービスを提供します。
一方、『スマートビルディング』は、オフィスのみならず共用部を含めたビル全体を対象として、ビル建物のセンシングを行い、設備機器制御や入退室セキュリティなどビル管理サービスを効率運用するサービスです。どちらも、新しいIoT専用LANである「EXBeaconプラットフォーム」を導入します。
オフィス(テナント)部と共用部を横断したビル丸ごとサービスを提供することが可能であり、従業員は、カード1枚ですべてのサービスを受けることができます。

EXOffice(エックスオフィス)

新型コロナウイルス禍で人々がテレワークを経験することになり、働き方は激変しました。このなかで会議や通勤のムダ、交流や成果確認の重要性など、多くのことに気づかされたのも事実です。しかし、現時点でのテレワークは自粛要請から生まれた消極的な制度にすぎす、今後はこれを改良した「ABW」という働き方が全面採用される時代が到来すると考えています。ABW(Activity Based Working)とは、業務アクティビティを基準に働く時間と場所を自由に選択する働き方で、会社にも、従業員にもメリットが大きいといわれています。

EXOfficeは、業務アクティビティを最適化するソリューションです。EXBeaconプラットフォームをオフィスに導入し、様々な情報を収集します。フリーアドレスオフィスでの所在、従業員の働く場所と時間の情報、さらに各人の業務アクティビティ情報を収集し、勤怠・労務管理をはじめ、在席管理、会議室管理、入退室管理など、分散型オフィスに無くてはならない12のサービスを提供します。
最近追加されたテレワーク支援サービス『EXHome(エクスホーム)』は、オフィスと同様に、自宅仕事場とを丸ごと支えるソリューションです。

詳しくは、以下のバナーで専用ページをご覧ください。

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導入事例

百~数千人のオフィスで数多くの導入実績があります。

■従業員の在席管理(フリーアドレス)

【顧客】ドコモCS千葉支店

フリーアドレス採用オフィスで従業員の在席状況を簡単に管理できる。オフィス各所にEXBeaconを設置し、従業員が持つビーコンタグの電波をEXBeaconが受信することで社員の座席位置を把握します。

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■従業員の在席管理(固定席)

【顧客】協和エクシオ本社

フリーアドレス用では従業員の現在地をプロットしますが、固定席オフィスでは在席状況を把握。「在席」とは、内線をかけて通じる状態であり、位置情報をもとに、在席、不在、離席等を判定します。

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丸わかり EXOffice

スマートビルディング

ビル全館に、IoTインフラ「EXBeaconプラットフォーム」を導入することで、従来型のビル管理サービスに比べ高品質・低価格の「セキュリティ管理サービス」を提供するとともに、ビル内の環境センシングと連動した「環境連動空調・照明制御サービス」を提供します。

セキュリティ管理(入退室管理/電子錠開閉)

  •  従業員が持つBLEタグの電波をドア出入口のEXBeaconが受信し、タッチレスで認証してドアを開錠する。(より高精度にするためPIRセンサと組み合わせるケースもある。)
  • 最終フロア退出およびビル最終退館時は、カードリーダーでの操作をすることなく、すべてのカード型タグを検知しなくなってから30分後に自動的に機械警備を開始する。
  • ビル入館は、セキュリティー強化するため、社員が持つカード型BLEタグとテンキーでの2ファクター認証で行う。

環境連動照明・空調制御

  • 大手空調サービス会社(次世代空調システムにおけるBLE無線型サブシステム)、ゼネコン、及び大手設計事務所(人感センサとEXBeaconプラットフォームによる人検知と空調制御システム)と共同開発。
  • オフィス各所の温湿度情報や人の有無等の情報をきめ細かく計測、収集し、それら環境情報をもとに照明や空調を制御します。

新しいビルネットワーク

従来は、管理系サービス、電話サービス、LAN系サービスなどビル内の各種サービス系統ごとに独立した一対の回線~ネットワークが存在していました。現在では、IP通信とイーサネットをベースの統合回線がビル内ネットワークを束ねるよう変化してきており、さらに「ローカル5G」「IoT専用LAN(あるいはLPWA)」という新しいネットワークが導入されつつあります。EXBeaconプラットフォームは、IoT専用LANとして、効率的なビル管理サービスを提供します。

導入効果(抜粋)

  • BAS等の更改時において、フリーアドレス化対応などの共用部分のサービスが廉価に追加できます。(共用部分とテナント部分を分離することなく、ビル丸ごと統合サービスを提供できます。)
  • 従来のビル管理コストに比べ、2割程度のコストダウンが可能(協和エクシオ本社の例)。
  • 1枚のBLEカードで、入退出セキュリティから在席、会議室、勤怠管理、テレワーク支援などをワンストップで行うことができます。
  • ビルの利用状況に合わせて、リアルタイムに照明や空調の制御や電子錠の開閉が可能になります。